
バーネット法とは?
バーネット法とは、賭け金を1→3→2→6という形で変更していく賭け方のことです。手元に資金を残しつつ、しっかりと収益を上げるという、カジノの賭け方では堅い戦法の1つです。
この方法を「1326法」と呼ぶ場合もあります。英語圏では1326という呼び方のほうが多く使われています。
また、FXでも応用されている方法の1つで、投資の分野でも大きな活躍が期待できる手法です。
バーネット法のルール
バーネット法のルールですが、先ほども紹介した通り、賭け金を1→3→2→6という方法です。
1ドルで賭けていく場合は、最初が1ドル、勝利した場合は3ドル、さらに勝利すると2ドル、最後が6ドルという形でベットします。負けた場合は1ドルからやり直します。また、6ドルで勝利した場合は、6ドルのベットを続けます。
バーネット法のシミュレーション
バーネット法を活用した場合の収支について見ていきましょう。
4連勝できた場合の収支
4連勝できた場合の収支は、賭け金の12倍となります。賭け金が1ドルであれば12ドルの収益、2ドルであれば24ドルの収益が得られます。
4連敗した場合の収支
4連敗した時の収益は、賭け金の-4倍となります。賭け金が1ドルであれば、4ドルを失うこととなります。
つまり…
バーネット法は、しっかりした利益を得られつつ、損失を抑えられる方法となります。どうしても損失を増やしたくない人は、バーネット法を検討してみましょう。
バーネット法のメリット
バーネット法のメリットは、大まかに分けて3つあります。
- 損失が少ない
- ある程度の利益が確保できる
- ルールがわかりやすい
これらのメリットを持っているのが、バーネット法です。
ここからは、バーネット法のメリットについて、詳しく説明します。
損失が少ない
負けたときの損失が小さいため、損失を気にせず使える攻略法です。1ドルスタートで負け続けたとしても、1ドルを失い続けるだけで、大きな損失には繋がりません。損失のリスクを軽減して勝負できる攻略法と言えるでしょう。
ある程度の利益が確保できる
バーネット法で勝ち続けると、少しずつ利益が確保されます。1回で大きな配当を得らえるわけではありませんが、コツコツと続けていくことで利益を積み上げられます。地道に稼ぎたい人におすすめの手法です。
ルールがわかりやすい
賭け金のルールがわかりやすく、覚えてしまえば誰でも続けられる手法です。複雑な手法で展開しているモンテカルロ法などと違い、頭でルールさえ覚えておけば間違いが起こりづらい攻略法となります。
バーネット法のデメリット
バーネット法はメリットもありますが、デメリットもあります。
- 高い倍率のゲームに使えない
- 連勝しなければ利益は出ない
これらのデメリットには気を付けておきましょう。
ここからは、バーネット法のデメリットについて、詳しく説明します。
高い倍率のゲームに使えない
バーネット法は、勝率が50%程度の確率であるゲームにしか使えません。高い倍率を持っているスロットでは使えません。また、ルーレットを利用する場合は、2倍以外の場所でバーネット法を利用すると、損失につながる可能性が高くなってしまいます。
連勝しなければ利益は出ない
連勝しなかった場合、勝ち負けを交互に繰り返すこととなり、利益が出なくなってしまいます。バーネット法で利益を得るためには、必ず2連勝以上をどこかで発生させる必要があります。連勝できない状況に置かれてしまうと、バーネット法で稼げなくなってしまいます。
バーネット法と相性の良いゲーム
バーネット法と相性がいいゲームは、基本的に1/2の確率で勝敗が決まるものです。的中確率が50%程度のゲームであれば、バーネット法で必要な連勝を生み出しやすいためです。
ここからは、バーネット法と相性がいいゲームについて紹介します。
ルーレット
ルーレットは、色や数字の範囲を指定することで、1/2に近い確率を作り出せます。
ただ、最低賭け金が多いアメリカンルーレットを使ってしまうと、1回の損失が多くなってしまいます。損失を減らすためにも、フレンチルーレットを使うように心がけてください。
バカラ
バカラは1/2の確率で的中するゲームです。賭ける際は、賭ける対象を固定しておくといいでしょう。賭ける対象を動かすと、連勝できない場合があります。
ブラックジャック
ブラックジャックもバーネット法に適しているゲームです。ただ、ブラックジャックのルールを理解し、頭を使って勝負するように心がけないと、連勝できない場合があります。
ドラゴンタイガー
ドラゴンタイガーは、バカラの派生ゲームで、1/2の確率で勝てます。カードを追加するというギミックがないため、バカラ以上に回転数を高められるメリットがあります。
シックボー(大小)
シックボーも大小を狙う賭け方であれば、1/2の確率を作り出せます。他の方法で賭けてしまうと、バーネット法で稼げなくなるため注意してください。
クラップス
クラップスも1/2の確率を持っているゲームです。少し賭けるルールが複雑なゲームではありますが、バーネット法を駆使するといい配当が期待できます。
バーネット法とグッドマン法の比較
バーネット法と似たような方法として、グッドマン法があります。このグッドマン法とはどのような違いがあるのでしょうか。また、シミュレーションの結果にどのような違いがあるのでしょうか。ここからはグッドマン法との比較を紹介します。
グッドマン法とは?
グッドマン法は、賭け金を1→2→3→5という形で動かす手法です。
バーネット法との違いは、一番高い数字が5と設定されていること、2回目と3回目の賭け金が逆となっている点です。それ以外のルールは全く同じなので、よく比較されている方法となります。
バーネット法とグッドマン法を前述のシミュレーションに当てはめると…
バーネット法とグッドマン法をシミュレーションに当てはめると、このような違いがあります。
連勝数/手法名 | バーネット法 | グッドマン法 |
1 | 1 | 1 |
2 | 4 | 3 |
3 | 6 | 6 |
4 | 12 | 11 |
5 | 18 | 16 |
上記の表のように違いが発生します。
バーネット法は、2連勝でも4倍となりますが、グッドマン法は3倍です。2連勝でも稼げるという部分では、バーネット法が使いやすいと言えます。また、4連勝で得られる配当は、バーネット法が1倍だけ高くなっています。
グッドマン法はリスクこそ少ないものの、バーネット法よりも得られる利益が減ってしまうため、稼ぎづらい手法となります。