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目次
2-1-2法(ニューヨークシステム)とは?
2-1-2法は、カジノ賭博でどのように賭けていくかの戦略方法のひとつです。初めに$2、次に$1、最後に$2を賭けて1ターン終了となる単純な戦略です。
アメリカニューヨークの市外局番が212であることになぞらえ、ニューヨークシステムとも呼ばれています。
2-1-2法(ニューヨークシステム)のルール
まずはベット額を決めます。2-1-2の比率であれば問題ないので、1=$1でもOKですし1=$5でもOKです。後者の場合は2=$10になります。
ベット額(1=$1の場合) | ベット額(1=$5の場合) | |
1回目 | $2 | $10 |
2回目 | $1 | $5 |
3回目 | $2 | $10 |
このような感じで賭けていくのが2-1-2法です。注意点としては、このシステムは勝ったところからスタートします。
負け続けているときは、勝つまでフラットベット(最初の掛け金のまま賭け続けること)を行います。
2-1-2法(ニューヨークシステム)のシミュレーション
実際に2-1-2法を実践した場合の収支について見ていきましょう。
3連勝の場合の収支(1=$1で計算)
ベット額 | 勝敗 | 損益 | |
1回目 | $2 | 〇 | +$2 |
2回目 | $1 | 〇 | +$1 |
3回目 | $2 | 〇 | +$2 |
⇒利益結果・・・+$5
2勝1敗の場合の収支・その①
ベット額 | 勝敗 | 損益 | |
1回目 | $2 | 〇 | +$2 |
2回目 | $1 | × | -$1 |
3回目 | $2 | 〇 | +$2 |
⇒利益結果・・・+$3
2勝1敗の場合の収支・その②
ベット額 | 勝敗 | 損益 | |
1回目 | $2 | 〇 | +$2 |
2回目 | $1 | 〇 | +$1 |
3回目 | $2 | × | -$2 |
⇒利益結果・・・+$1
1勝2敗の場合の収支
ベット額 | 勝敗 | 損益 | |
1回目 | $2 | 〇 | +$2 |
2回目 | $1 | × | -$1 |
3回目 | $2 | × | -$2 |
⇒利益結果・・・-$1
注)2-1-2法では勝ちからのスタートが基本です。そのため3連敗のシミュレーションは外してあります。
2-1-2法(ニューヨークシステム)のメリット
初心者にもわかりやすい2-1-2法ですが、具体的なメリットについてみていきましょう。
ベット計算がしやすい
カジノ賭博にはさまざまな戦略方法があります。2-1-2法はルールが単純なのでベット計算がしやすく、初心者向けと言えます。
堅実に遊ぶことができる
シミュレーション結果を見ればわかりますが、2-1-2法は負けた時の損失が少ないというのが特徴です。オンラインカジノを始めたばかりの人や、最近負けが続いていて手持ちが少ないという人におすすめです。
出金条件クリアに一役買う
オンラインカジノでは、カジノで得たボーナスをいつでも出金できるわけではありません。ベランジョンカジノでは、自分で入金した額以上の賭けを行わないと出金することはできないと定められています。2-1-2法は負けが少ない分長く遊ぶことができるため、出金条件を満たすために利用することもひとつの手です。
2-1-2法(ニューヨークシステム)のデメリット
堅実といわれる2-1-2法ですが、もちろんデメリットはあります。
システムをスタートさせるために勝たなければならない
一番のデメリットといえるのはこれです。2-1-2法は3回勝負を1ターンとして考えます。しかし1回目は勝ちからスタートするというのが前提です。そのためシステムを発動させるには勝たなければなりません。1勝するまでに時間がかかってしまうと、トータルの負け金を挽回するのに時間がかかってしまいます。
堅実ゆえに飽きやすい
2-1-2法の最大のメリットは堅実なことですが、その反面、長く続けていると飽きてしまう人も多くいます。大きな負けも少ない分、大きな勝ちも少ない、ギャンブル性が低くて物足りないと感じる人も少なくありません。
大勝ちを狙う戦略ではない
2-1-2法は大勝ちを狙う戦略ではありません。あくまで堅実に負けを少なくする方法です。ツキが来ているときに2-1-2法を続けていると、大きな波を逃してしまうことがあります。運が向いてきたときは途中でアレンジを加えたり、戦略を変えたりする勇気も必要です。
2-1-2法(ニューヨークシステム)と相性の良いゲーム
2-1-2法は、勝ち負けが50/50に近いカジノゲームとの相性が抜群です。たとえ2-1-2法で1勝2敗が続いたとしても大負けをすることはないので、手持ちが少なくても長く遊び続けることができます。
2分の1の確率で勝敗が決まるゲーム
ルーレット
ルーレットの赤黒ベットは勝率が5割に近いカジノゲームです。赤黒なので5割の確率なのでは?と疑問に思うかもしれませんが、実際には赤黒以外に緑色の「0」が存在します。
ヨーロピアンルーレットでは数字の数は37個(「0」はひとつ)、赤黒ベットで勝負すると18/37で48.6%の確率で勝つことができる計算です。アメリカンルーレットは数字が38個(「0」と「00」がある)あるので、18/38となり47.3%になります。
バカラ
バカラはプレーヤーとバンカーの勝率はだいたい50/50です。ただし残りのカードを推察することで勝率を上げることは可能です。カードカウンティングといわれる手法ですが、これが使えるのはオンラインカジノの中でもライブバカラでなければなりません。
コンピューター相手のバカラでは、毎回カードを戻してシャッフルするので意味がないのです。
ブラックジャック
ブラックジャックは勝率を5割以上に上げやすいカジノゲームです。基本ルールは手持ちのカードの合計が 「21]」を超えない範囲で「21」に近い方が勝ちです。
しかしディーラー側にはもうひとつ不利な条件があります。「ディーラーは、自分のカードが 「16」 以下であればカードを引かなければならないし、「17」を超えたら引いてはいけない」という原則があるからです。「21」にしなければいけないわけでなく、如何に負けないかの駆け引きのブラックジャックは2-1-2法向きといえるでしょう。
ドラゴンタイガー
簡易型のバカラといわれるゲームです。龍と虎のどちらかにチップを賭けます。龍と虎で1枚ずつカードを出し、数字の大きい方が勝ちです。ドラゴンタイガーにはほかにも賭け方がありますが、2-1-2法では勝率5割を目指したいので、龍・虎の2択もしくはビッグ・スモールにしましょう。
シックポー(大小)
シックポーは3つのサイコロの出目を予想するゲームです。賭け方は何通りかあるのですが、2-1-2法に向いているのは大小ベットです。3つのサイコロの出目合計を予想します。具体的には合計が「4」から「10」ならば「小」、「11」から「17」ならば「大」に賭けます。勝率は5割に見えますが、例外として2のゾロ目が出たときは無効です。
クラップス
クラップスは2個のサイコロを使い、出目の合計を当てるゲームです。賭け方のバリエーションは豊富ですが、オッズ賭けを併用すれば勝率を50/50にすることも可能になります。2-1-2法で手堅く攻めるなら、基本のパスライン+オッズ賭けがおすすめです。