
日本国内でカジノ法案が通過した影響もあってか、オンラインカジノに対する注目度が上がっています。
PCだけでなくスマホでも遊べるところが増えているため、「そろそろ登録してみようかな」と考える人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、オンラインカジノの登録方法や注意点について詳しく解説していきます。
よくわからないまま登録してトラブルに巻き込まれてしまった!ということがないよう、しっかり勉強していきましょう。
目次
登録前に準備しておくこと
オンラインカジノへの登録は決して難しいものではありません。
いきなり好きなオンカジサイトから登録画面に入ってしまってもいいのですが、準備が足りなかったり間違った情報を入力してしまったりすると、後々トラブルに巻き込まれる可能性があります。
オンラインカジノの運営会社は海外にあり、トラブルの内容によっては深刻な結果を招くこともあるので、しっかりと準備をしたうえでアカウント登録に進むことをおすすめします。
年齢の確認
スマホからでも簡単に登録できるオンラインカジノですが、歴としたギャンブルですから年齢制限が存在します。
ほとんどのサイトでは18歳以上が対象となっていますが、なかには20歳以上というところもあるので、お気に入りのサイトが見つかったら一度確認することが大切です。
18歳未満はどこのオンカジサイトでも登録はNGです。
年齢を偽って登録しても、出金の際に身分証明書の提出を求められますから、結局バレてしまいます。
軍資金を貯めておく
オンラインカジノはさまざまなボーナスが準備されています。
ボーナスを使ってお金を稼ぐという手段はありますが、実際には現実的ではありません。
ほかのギャンブルと同様、手持ちキャッシュで軍資金をある程度準備しておきましょう。
使い過ぎを防ぐためにも、あらかじめ予算を決めておくことも重要です。
目安としては、お試し目的なら5,000円程度あれば十分ですし、ライブカジノで真っ向勝負!したいなら5万円程度は用意しておいたほうがいいでしょう。
クレジットカードと電子決済サービス
オンラインカジノはキャッシュを賭けてゲームを行うギャンブルですから、基本的に入金をしないとプレイすることはできません。
オンライン上ですべてのやり取りを行うため、インターネットで利用できる決済手段を持っていることが前提になります。
オンラインカジノでの一般的な決済方法は「クレジットカード」と「電子決済サービス」です。
ただし日本の場合はクレジットカードが入金の時しか利用できません。
出金の際には電子決済口座が必要となりますので、あらかじめオンラインカジノで利用できる電子決済口座を作成しておくといいでしょう。
電子決済口座の開設は、少し時間がかかることもあります。
入出金できるようになるまで、いくつかの手続きを踏まなければならないため、オンラインカジノに登録する前に、あらかじめ電子決済口座の開設をしておくことがおすすめです。
身分証明書
電子決済口座を利用するためには、必ず身分証明が必要になります。
オンラインカジノの出金手続きでも、身分証明書の提出を求められることがあります。
運転免許証やパスポートなど、顔写真付きの証明書を用意しておき、場合によっては公共料金やクレジットカードの利用明細書などのコピーを求められることもあるので、直近の明細書は捨てずに保管しておいたほうがいいでしょう。
オンラインカジノの安全性を確認する
登録に必要な準備が整ったからといって、「じゃあ登録しよう」と急いではいけません。
オンラインカジノを始めるとき、もっとも重要なのはサイトが安全であるかの確認です。
もし世界的に安全だと認められているオンカジサイト以外に登録してしまうと、入出金のトラブルに巻き込まれたり、個人情報が悪用されたり、最悪の場合は逮捕されてしまうことだってあります。
オンライン上には本当にたくさんのオンカジサイトが存在していますが、その中から自分で安全かどうかを見極めて選ぶことが大切なのです。
オンラインカジノの安全性を見極めるポイントです。
- 信頼できるライセンスがあるか
- 安全性の高いソフトウェア会社のソフトを利用しているか
- 第三者機関から審査を受けているか
- 日本語によるサポートを行っているか
まず「1」についてですが、オンラインカジノを合法的に運営するにはライセンスが必要です。
万が一、ライセンスを取得せずにオンラインカジノを運営した場合は摘発対象になりますし、そこでプレイしているプレイヤーも逮捕される可能性があります。
ライセンスは海外の政府が発行するものですが、ライセンスによっては信頼性の低いものが存在します。
ライセンスなら何でもいいのではなく、信頼できるライセンス(できればマルタ共和国やジブラルタルのライセンスがおすすめ)を取得したオンカジサイトを選ぶようにしましょう。
そのほかにも、プレイヤーが不利な条件にならないよう「安全なソフトを利用しているか」、運営者が健全な運営を行っているか確認するために「第三者機関から審査を受けているか」なども、安全性を見極める重要なポイントです。
そして最後の日本語によるサポートは、日本人プレイヤーにとっては欠かせないポイントです。
入出金のトラブルや、ゲーム中のトラブルなどはオンラインカジノにおいて珍しいことではありません。
なるべく迅速に対処するためには、日本語でチャットやメールのサポートを受けられるかは重要なポイントになります。
この4つのポイントすべてを満たしていることが、安全性の高いオンラインカジノです。
「さあ登録!」と進む前に、自分でこれらをチェックすることは忘れてはいけません。
オンラインカジノのアカウント登録方法とは?
日本語対応しているオンラインカジノであれば、アカウント登録は簡単です。
ここでは日本で一番人気があるベラジョンカジノの画面を参考にして説明していきます。
スマホとPCでは登録画面に少し違いはありますが、手順は同じなのでここではPCサイトを基に説明します。
1⃣まずは公式サイトにアクセス
右上にある「今すぐ登録しよう」をクリックします。
2⃣新規登録画面の入力
入力する情報は次の項目です。
①メールアドレス・・・メールアドレスは普段使っているアドレスでOKですが、携帯アドレスは受け付けていないオンカジサイトもあるので、PC用のアドレスを準備するのがおすすめです。
②パスワード・・・半角英数字で入力します。不正ログインを防ぐために、ほかでは使用していないパスワードを設定します。また紙媒体に記してきちんと保管しておきましょう。
③パスワード確認・・・②で決めたパスワードの再入力です。
④携帯電話番号・・・アカウント認証はSMSを利用して行われます。自分が普段使っている携帯電話番号を記入します。
①~④まで記入したら、右側の「利用規約の同意」「今までにアカウント登録をしたことがない」この2か所にチェックをしたら「アカウントの開設」をクリックです。
※オンラインカジノは同じサイトに2回登録することはできません。一度退会した後でも、アカウント情報は凍結されたまま残っているので、以前登録したことがある人は凍結解除を運営に相談しましょう。
3⃣個人情報の入力
ここからは登録に最も重要な個人情報の入力です。ベラジョンの場合は、基本的に入力はすべて日本語でOKです。オンカジサイトによっては住所などの入力はローマ字表記となることもあるので事前に確認しましょう。
①名(日本語)・・・まずは「名前」です。苗字ではなく下の名前を日本語で入力します。
②姓(日本語)・・・次に苗字を日本語で入力します。
③名(ローマ字)・・・下の名前を今度はローマ字で入力します。(注意点としては、「SI(し)×➡SHI(し)○」、「HU(ふ)×➡FU(ふ)○」など記入は英語式ローマ字です)
④姓(ローマ字)・・・③と同様に英語式の入力です。
⑤住所・・・ベラジョンでは日本語で入力OKです。都道府県より後の部分を記入します。
⑥郵便番号・・・ハイフンなしの数字7桁です。
⑦県・・・県とありますが都道府県を日本語で入力します。
通貨はアメリカドル(USD)、国はJapan、生年月日と性別を入力したら「続ける」をクリックです。
アカウント登録はこれで完了です。ベラジョンでは、このあと入力画面に移ります。
4⃣入力画面
入金画面に移りましたが、とりあえず入金はしないということであれば、右下の「入金せずに続ける」をクリックすればOKです。
すでにアカウント登録は完了していますので、いつでもログインすることができるようになりました。
今回参照したベラジョンは、ほぼ日本語でのアカウント登録が可能ですが、サイトによっては住所などをローマ字で記入する必要も出てきます。
ここでは東京都庁の住所を例にあげて説明します。
日本語表記:東京都新宿区西新宿2丁目8-1
英語(ローマ字表記):2-8-1, Nishishinjuku, Shinjuku-ku, Tokyo
英語表記では、番地が初めに来て、最後に都道府県という順番で、「市」「区」などはハイフンでつなぐのが一般的です。
名前でも住所でも、日本語表記を英語(ローマ字)表記するには、いくつか注意したい文字があります。
住所や名前などの表記では、小学校で習った訓令式ローマ字やヘボン式ローマ字は使用せず、英語式ローマ字と呼ばれる表記を使います。
表の赤で囲われている部分は間違えやすい表記です。
また、英語式ローマ字では伸ばす音(長音記号)を用いないため、名前などに伸ばす音が入る人は注意する必要があります。
例)大橋 ➡ Ōhasi(訓令式) ➡ Ōhashi(ヘボン式) ➡ Ohashi(英語式)
このように、英語式ローマ字だと「おおはし」さんは「おはし」さんという表記になります。
もし名前や住所などの英語表記がわからない場合は、Webサービスなどを利用するとわかりやすいですね。
登録する際の注意点
今まで述べてきたように、オンラインカジノへのアカウント登録は特に難しいものではありません。
ただし、いくつかの注意点はあります。
登録するときは簡単にできたと思っても、いざ勝利金を出金する際になってトラブルになってしまうことは珍しくないです。
その多くが、登録時のちょっとしたミスが原因と考えられていますが、特に多いトラブルについて紹介していきます。
ローマ字の表記ゆれ
先程、アカウント登録の際の英語表記は、英語式ローマ字でと書きました。
単純な表記であれば間違いはありませんが、上の表で赤く囲った文字が含まれているとうっかりミスをすることも少なくありません。
オンカジサイトのアカウント登録は正しく行っていても、電子決済サービスのほうは違う表記をしてしまったという場合、入出金ができなくなるだけでなく、不正使用とみなされてアカウントを凍結されてしまうことだってあります。
このローマ字の表記ゆれ問題は、住所でも同様です。
「1丁目1-2」を英語表記するとき、「1 Chome-1-2」にしたり「1-1-2」と書いたりすると、同一住所だとみなされない可能性があります。
この場合は、「1-1-2」で表記したほうが外国人にとってわかりやすいので、どのサイトで登録するときにも統一させておきましょう。
秘密の質問は素直に答えない
ベラジョンには設定項目がないのですが、オンラインカジノのアカウント登録でよく見られるのが「秘密の質問」です。
これはパスワードなどを忘れてしまったときに、本人かどうかを確認する手段としてよく使われています。
質問項目はあらかじめ決められていることが多く、例としては、
「好きな色は?」
「卒業した小学校は?」
「母親の旧姓は?」
などを見かけます。
この質問に何と答えるでしょうか?
好きな色はこの先変わるかもしれないから、卒業した小学校にしておこうかな。
私は「鍛冶野小学校」だから、ひらがなで「かじの」と記入すればいいよね!
秘密の質問に素直に答えてしまうのは危険よ。オンラインカジノはセキュリティがしっかりしているのが前提だけど、万が一ということもあるからね。
簡単に推測できてしまうような答えを、登録に使うのはやめたほうがいいのよ。
じゃあ、なんて答えればいいのですか?
「好きな食べ物は?」という質問なら「ピンク色」とか、「母親の旧姓は?」なら「ニューヨーク」など、チンプンカンプンな答えを準備するといいわよ。
オンラインカジノはボディーガードがいるようなランドカジノと違って、自分の身は自分で守らなければなりません。
万が一の乗っ取りを防ぐためにも、「秘密の質問」の答えは慎重に決めるようにしましょう。
生年月日を偽らない
オンラインカジノの登録で、偽りの情報を記入するのは絶対にNGです。
ギャンブルという特性上、つい不安から嘘を記入してしまう人がいます。
実は、アカウントの登録やクレジットカードを利用した入金ではまだ身元の審査を受けることはありません。
そのために何の問題もなく登録し、ゲームをプレイすることだってできてしまいます。
たくさんプレイして見事勝利金を獲得し、「いざ出金!」と思っても、生年月日を偽って登録した人は勝利金を手にすることができないのです。
オンラインカジノで最も審査が厳しいのは出金の時です。
運転免許証やパスポートなどの身分証明書や公共料金等の明細書などの画像データを運営側に送信し、身元をしっかりとチェックしてもらってからしか出金はできません。
書類に不備があると何度もメールなどで再提出を求められ、1か月近く出金できなかったという人もいます。
多くのオンラインカジノの年齢制限は18歳以上(なかには20歳以上もあり)ですから、18歳未満の人が生年月日を偽って登録した場合は規約に違反していることになります。
この場合、「18歳になるまで出金停止」ではなく、永遠に出金できなかったり、永久アカウント凍結という結果になったり、規約違反を犯したオンラインカジノには出入り禁止となってしまう可能性だってあるのです。
「オンライン上だから大丈夫かな」と軽い気持ちで適当に登録するのではなく、オンラインカジノは厳正な審査があるからこそ成り立っているギャンブルなのだということを忘れてはいけません。
クレジットカードによる出金はできない
アカウントを登録するときには、入金まで済ませる必要はありません。
しかし初回入金ボーナスの特典などを受け取るために、アカウント登録時にそのまま入金まで済ませてしまう人は多いです。
オンラインカジノではクレジットカードの入出金を認めているところも多く、日本からでもクレジットカードを使って入金することができます。
ただし日本ではクレジットカードへは出金できないのです。
そのため、出金に関しては銀行振り込みや電子決済サービスを利用することになります。
電子決済口座を持っていない人は、銀行振り込みによる出金手続きしか取れませんが、この方法はあまりおすすめできません。
オンラインカジノからの出金は、海外の決済会社を通してお金を受け取るのが基本です。
しかしマネーロンダリングを疑ったり、ギャンブルに関する送金を拒否したり、日本国内の銀行が取引に応じてくれないことがあります。
もし取引してもらえても、口座名義人のところへ、身元や送金内容についての確認の電話がかかってくることも珍しくありません。
さらに、オンラインカジノによっては銀行振り込みによる出金は行っていないところだってあるのです。
オンラインカジノに登録する人は、いつか勝利金を出金したいと考えている人がほとんどでしょう。
ですからアカウント登録する際には、出金のことまでセットで考えておくことが大切です。
オンラインカジノで使用する入出金のおすすめは電子決済サービスです。
複数のオンラインカジノに対応できるよう、なるべく利便性の良いサービスを選んで登録しておくといいでしょう。
電子決済サービスの統一
さまざまなオンラインカジノを楽しむとき、共通で入出金できるのが電子決済サービスです。
ほとんどのオンカジサイトで、電子決済サービスの利用がOKとなっています。
いくつものサービスを利用する人もいますが、オンラインカジノの入出金には一つのルールがあります。
「入金と出金では同じ決済方法しか利用できない」
クレジットカードによる入金にはこのルールは適用されませんが、このルールは基本的にどこのオンカジサイトでも言えることです。
もう少し補足すると、入金の際に「A」という電子決済を利用したら、出金の際も「A」を利用しなければならないということになります。
このことを考えると、電子決済サービスの選び方は次のようなポイントで探すのがおすすめです。
- なるべく多くのオンカジサイトで利用できる
- 使い勝手の良さ
ギャンブルというのは運や相性がつきものです。
同じようにプレイしていても、勝てるときと勝てないときが出てきます。
最近ツキが悪いな・・・と感じたら、別のサイトに移動してプレイすることも運を逃さないポイントです。
またオンラインカジノは一年中さまざまなイベントを開催していますから、いくつかのオンカジサイトに登録しておけば、飽きることなくいつでも楽しくプレイすることができますよ。
参考までに、人気のあるオンラインカジノの電子決済方法を表にしてみました。
入金と出金、どちらにも対応している方法に「OK」をつけてあります。
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ベラジョンカジノ | OK | OK | OK | OK |
エンパイヤ777 | OK | OK | OK | |
ワンダリーノ | OK | OK | OK | |
パイザカジノ | OK | OK | ||
カジ旅 | OK | OK | ||
チェリーカジノ | OK | OK | OK | |
インターカジノ | OK | OK | OK |
※電子決済サービスは頻繁に利用変更が行われます。下の表は2020.7時点の情報です。利用するときには再度確認してください。
一覧にするとよくわかりますが、電子決済サービスで一番よく使われているのは「ecoPayz(エコペイズ)」ですね。
複数のオンラインカジノで利用したいということであれば、エコペイズの口座を持っているととても便利です。
ただしひとつ気になる点があります。
エコペイズが日本で人気となったのには理由があり、エコカードというデビットカードを作ると、ゆうちょATMやセブンイレブンのATMで引き出しができる、というのが売りでした。
しかし2018年8月よりこのサービスが停止となり、出金するには自分の銀行口座に送金しなければならなくなりました。
日本のプレイヤーにとっては使い勝手が悪くなった感は否めませんが、やはりオンラインカジノで一番広く利用されている電子決済であることは間違いないでしょう。
一方で人気急上昇中なのが「iwallet(アイウォレット)」です。
この電子決済サービスはユニオンペイプリペイドカードを作ることで、セブンイレブンのATMから24時間いつでも出金ができるようになります。
まだアイウォレットに対応しているオンカジサイトは少ないので、今後に期待してみるのもいいのではないでしょうか。